護あさな プロフィール Profile

護あさな

護あさな

【生年月日】5月4日
【出身地】東京都
【特技】クラシックバレエ
【趣味】料理・音楽鑑賞

 

このブログは、護あさなが色々なアーティストやクリエイターの方とお会いし、コラ ボレーションしていく記録です。

関連リンク Link

 ≪第四回≫

第四回は、護の信じるジンクスと聖書(!)のお話。

 

P1012445.JPG


護:自分なりのジンクスってあるんですか?ずっとジャンボジェットに乗っている自分が幸せだと言うイメージを持っていらっしゃるのは、ジンクスなんですか?

 

のぶみ:ジンクスっていうか、多分、人って二面性があるから、もの凄く明るい人って、もの凄く暗いかもしれないじゃないですか。

 

護:うーん。

 

のぶみ:僕もそうで、すごい落ち込んじゃうとはまっちゃうから、そう思うようにしているんじゃないですかね。部屋には「自分には100%良いことしか起こらない」って言い張って、貼っているんです。凄い極端なんです。すごく落ち込みやすい人なんだと思います。人っていうのはそうで、でもそういうもんだって思うのが大事なんじゃないかなと。下もあるし、上もあるしっていうのが、ジンクスなのかな。でもそれが自分じゃないですか。それに付き合っていかないといけない。「戦争反対!」といっていて、戦争しちゃう人はいるってことですよね(笑)。

 

護:そうですよね。

 

のぶみ:うちの父が牧師なので。宗教戦争っていうのがあるんですよ。

 

護:子どもの頃、母がキリスト教で、ずっと聖書を読む勉強をさせられていたんです。家庭教師みたいなのを付けてもらって、週に1回その家庭教師と聖書を読んだりとか、これはどういう解釈なのか?という勉強を幼稚園と、小学校の頃にしていたという記憶があります。

 

のぶみ:なにか得たことはあったんですか?

 

護:得たことは...聖書は面白い。

 

のぶみ:面白いですか?

 

護:読んだら面白いと思います。ほんとに絵本みたいだったんです。

 

のぶみ:分かりやすく教えてくれたんだ。いい先生だったんだね。

 

護:聖書って怖いことが書いてあって。神様を信じないと罰が当たる、みたいなことが書いてあるんですよ。なんだこの脅しみたいなのは?と思っていて。今読んでみると、壮大な物語で、いろんなものが詰め込まれていて。やっぱり読んでいて良かったかもしれない、無駄じゃなかったと。

 

のぶみ:聖書が面白いっていう若者はそんなにいないから、いいことだと思います(笑)。

 

護:仕事で「ああ、今ダメだ!」って思うことがある時に、聖書があって、読んでいると、なんだかんだ励まされるなあと。聖書って人が幸せなのも自分の幸せだし、自分が幸せで笑っていることが人の幸せみたいなことが書いてあって、「あ、なんか合ってる!」と。


P1012490.jpg


のぶみ:そうなんですよね。人の為だけでも駄目だし、自分の為だけでも駄目なんですよね。僕も家が教会なので、いるだけで全部覚えさせられるというか、大体知ってますね。でも神様に歯向かったとか、嘘ついたとか、見てるよとかっていうのは、僕の解釈なんですけど、神様は自分の中にいるんだなって思うんです。そのパワーを出す方法っていうのを今僕は考えていて。神様のパワーがあるんだけど、ネガティブになると神様も活躍できないんです。何か層ができちゃうみたいですね。

例えば「我(が)」とかがあるとね。自分が自分がって、売れたい売れたいっていうのは我なんでしょうね。それがびっしりなってると、神様が色々アイデアを出して「こうしたらどうだ?」と見せているんだけど、ネガティブなやつがばんばん跳ね返してしまうんですね。だから、素直にしたほうがいいんだなとか、解き放ったほうがいいとか思うんですね。一度ばんって開くと、色々活躍してくれますよね。いろいろやりたいことのほうに連れて行ってくれたりするんですよね。僕が腑に落ちた話で、「神様には倫理観がない」って書いてある本があったんですよね。なぜかって言うと全宇宙の神様だから、世界には色々な風習があるから、例えばアフリカには唾をぺっとするのが挨拶な部族もいるんですって。

 

護:へー。

 

のぶみ:それは魔除けの意味があるんですって。でもそれ日本でやったらヤバいじゃないですか(笑)。

 

護:はい(笑)

 

のぶみ:だから、神様には倫理観が無いんです。色んなことを知っているのは大変だから。人が言っていることをアシストしてあげようとしているんですって。その人のことが大好きだから、神様はその人の「やだな、やだな」という声を聞いたら、「やなことが好きなんだ、この子は」と嫌なことを持ってきてくれる。「楽しい、楽しい」といっていたら、「楽しいことが好きなんだ」と楽しいことをいっぱい引き起こしてくれる。他の本にも書いてあって、それはまた違う解釈なんですけど、神様は人間をつくる時に、自分に似せてつくった。基本的にいろんな能力があるんだけど、かつて奴隷の世代とかがあって、おまえは何もできないと言われ続けてきたから、人間はあまり自分に能力がないんだって思うんですって。先祖代々だから。でも本当は、自分が言ってることが現実になるんだよっていう。だから言ってるといいのかなって。その時にあんまり自分の欲が出てると神様は協力できないんじゃないかなって思っていて。僕はいじめられ続けたんで宗教は大嫌いでしたから(笑)。この神様のせいでいじめられていたのかとさえ思っていたからね。でも気になって、自分なりに色々と調べるんですよね。

 

護:私、ネガティブなジンクスを作ってしまって。中学受験の前の小学校6年生の10月に鎖骨を骨折したんです。陸上部で。受験前なのに、初めて骨折したんです。

 

のぶみ:陸上部なのに、なんで鎖骨を?

 

護:ハードルで、顔面から落ちそうになった時に、顔をかばおうとして、肩から落ちて衝撃でポキっといっちゃったんです。鎖骨が折れると、一人でお風呂とかトイレとか寝起きが出来ないんですよ。こんなに嫌なことがあったから、絶対受験受かる!なんてことを思っていたら、受験に受かったんです。

 

のぶみ:ああそうか、なるほどね。

 

護:嫌なことがあれば、今私が目指していることは100%成功するっていう勝手なジンクスで。高校の時に病気になって1年間休学した時に、ずっと家で療養していてずっと外に出ないから気分が塞いじゃうんです。でも今気持ちが塞がってるから、これから私がやりたいと思うことは成功すると思ったら、今の事務所に来れたんです。

 

のぶみ:なるほどね、2回あるとね(笑)

 

護:2回あると「おっ」って思うんですよ(笑)。ぜったい病気とか体調繋がりなんですけど、回復した時の反動で元気になるんです。楽しいことを考え始めちゃうってことなんだと思うんですけど。また最近ちょっとなったんですよ。ある病気というか、どん底ぐらいな事が。だからこれから私がしたいと思うことはきっと上手くいく、っていう勝手なジンクスなんです(笑)。

 

のぶみ:そういっていればきっとそうなるでしょうね。

 

護:そうですね、言っちゃうから。

 

のぶみ:大事なのは、病気になって良いことが起こっているわけではないということですよね。

 

護:そうなんです。

 

のぶみ:多分、病気になった時に、どん底にも関わらず上手くいくかも知れないって、希望を持った時から上手くいっているんじゃないですか?だから病気のところは意味ないといえば意味ないのかも知れない(笑)。

 

護:そうですね(笑)。だけど病気が常にきっかけになってくれていて、今の事務所に移るきっかけもそうなんです。前の事務所を辞めたくて、事務所の方針が自分とは違うけど、それを未成年の私が言い出して事務所の移籍ができるかっていう。親からは早く辞めなさい、あな たどうにかしなさいって言われるけど、嫌な話を人に伝えるのが苦手なんです。かしこまって話をするのっていやじゃないですか。我慢しすぎちゃったら気持ち のほうが病んじゃって、一時期全てから連絡を絶ったんです(笑)。両親も誰も連絡が取れなくなっちゃって、家にもピンポンって来るんだけど、多分両親で、声がするんですけど、数日間出なくて廃人みたいになってました。

 

のぶみ:廃人みたいになったんだ(笑)。

 

護:まさか連絡が取れなくなるとはね(笑)。やっちゃうんですよね、つい。髪の毛とかも、写真集の最初の頃は短いじゃないですか。これ自分で切っちゃったんですよ。その時もう仕事をしていたのに。昔からストレス溜まると髪の毛切りたくなっちゃうんです。

 

のぶみ:髪の毛切ると気分よくなりますよね。

 

護:積もった気持ちが一掃されるというか。女の人って失恋した時に髪の毛を切るっていうじゃないですか。

 

のぶみ:毛先に溜まるのかね(笑)

 

護:髪の毛を見ると、ひとつずつ気持ちの積み重ねを思い出すんですって。だから切る人が多いらしいです。

 

のぶみ:そうなんだ!

 

護:だから、「あーっもう駄目!」ってなると自分で速攻切っちゃって、その後周りの人に怒られて美容室で直してもらったり。今は事務所の人に怒られたくないから、何かあっても伸ばし続けています(笑)

 

のぶみ:何かあったら汗かくと良いですよね。汗からネガティブって出るんです。凄い落ち込んだら、汗かくんですよ。汗からネガティブが出るから、どうでもいい気分になります。これはね、多分涙と同じだな。マッチョで引きこもりの人ってあまりいないじゃないですか(笑)。

 

護:マッチョな人はアウトドア大好きですよね(笑)

 

 

-----------------------------------------

絵本作家のぶみさんのプロフィール

S 5344日生まれ
『ぼくとなべお』(講談社)でデビュー

代表作に、『しんかんくん』シリーズ(あかね書房)、『おひめさまようちえん』シリーズ(絵本の杜)、『ぼく、仮面ライダーになる!』シリーズ(講談社)など。

アニメ『ぼくのともだち』(NHKおかあさんといっしょ)を手がける。
現在、NHKみいつけた!で『おててえほん』(アニメを担当)放送中。

自伝『暴走族、絵本作家になる』(ワニプラス)が発売中。

感想を送る