護あさな プロフィール Profile

護あさな

護あさな

【生年月日】5月4日
【出身地】東京都
【特技】クラシックバレエ
【趣味】料理・音楽鑑賞

 

このブログは、護あさなが色々なアーティストやクリエイターの方とお会いし、コラ ボレーションしていく記録です。

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次の更新が近づいてまいりました!


もうすでに聴視して下さっている方がほとんどだと思います、
護がMCを務める、bayfmのラジオ番組「護あさなのホットヨーグルト」。

今回はそのラジオとブログのコラボということで、
護が取材に行った様子を音とブログでお伝えするという
連動企画でお送りします!





ということで、このブログだけでも楽しめますが、
音声版のラジオも聞くと、なお楽しい?!

放送は明日の夜です!お見逃し無く。

bayfm 護あさなのホットヨーグルト
毎週木曜日 深夜1:30〜1:57放送 です!

 

護あさなのコラボってみまさぁ〜な 第二弾企画は、

ラジオ番組bayfm「護あさなのホットヨーグルト」とのコラボ企画。

ラジオ放送は聴いていただけましたか??

ブログは二回・二日間連続更新でお届けします。

 

今回は、江東区亀戸にある江戸切子の店・華硝(はなしょう)さんにおじゃましてきました!



 

綺麗なものが大好きという護。

とにかく息を呑むほど所狭しと作品が並ぶ2階のショールームで、

繊細かつ堂々としたたたずまいの江戸切子の魅力に迫りました。

 

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江戸切子って?

 

伝統工芸江戸切子とは、東京都指定伝統工芸品。

江戸切子とは辞書で引いてみると、江戸末期に、江戸で作られたカットグラスのこと、ということですが

華硝のディレクター、熊倉千砂都さんに詳しいお話を聞きました。

 

熊倉千砂都さん(以下・千):日本では薩摩切子というも大河ドラマにも出てきたりしたので有名ですが、二大切子として、江戸切子は名を連ねます。華硝の江戸切子の一番の特徴は、見た事も無い繊細で細かな模様です。あと、色の種類も多いです。赤と青が百貨店などで売っているものには多いのですが、水色、緑、葡萄色といった色ですね。普段出回っている江戸切子は硫酸とフッ化水素の薬品につけて透明にしているので、その行程で色が抜けてしまうんです。耐えられるのは赤と青だけなんですね。私共は一個一個の一線ずつ刻んだところを丁寧に手作業で磨くことによって、いろんな色の物が作れるんですね。


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護:ネットで注文できると聞きました。ネットで注文とか来ると、制作が追いつかなかったりすることってあるんじゃないですか?

 

千:ここに並んでいるぐい呑みも本当は13色あるんですが、人間が手で作るものなので時間内に作れる数はどうしても限られてしまいますね。制作と同時に職人を育てながら作っているので、どうしてもお時間いただくこともございます。

 

護:職人になるための技を習得するというのはどのくらいかかるものなんですか?


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千:よく一般的には10年って言われるんですけど、うちは大体3年くらいで、商品としては出せるようにしています。独自のカルキュラムがあるというのもありますし、細かいところも3年で習得というわけには行きませんが、お客さんに売れたという喜びを味わわないと職人さんとして一人前になっていかないので、自分の出来る範囲でお客さんに出来る作品を作っていくという約束でやっています。

直営店なので、工房と併設している強みですね。お客さんの声を直接聞きながら商品作りを出来るんですね。お客さんの喜びの声も聞けるので、職人の励みにもなります。

 

護:あの生徒さんの作品もここにはあるんですか?

 

千:はい、ありますよ!

文様は決まっているのですが、職人にデザインは任せているので、人によって菊の文様だったり、これは魚の鱗を表したり、昔からの文様の組み合わせだったり、江戸切子というものなので、江戸の文様の組み合わせがメインですが、個性が出ます。

 

護:作っている作業の中で、一番神経を使うところはどこですか?

 

千:全部ですね。(笑)

一点カットを間違えてしまうと終りですね。でも、磨きという行程でも、間違えてしまうと折角カットがきれいでもその部分が台無しになってしまうので最後に洗うのも、落としてしまったら割れてしまいますからね。(笑)

 

護:緊張しっぱなしですね!

色の種類がすごく豊富ですが、色はどのようにつけているのですか?

 

千:色をつけているのは、実はこの工房ではなくて、色ガラスって言って、べつの技術なんです。ガラスには、吹きガラスと言って、よくテレビとかで見る、吹いて成型するガラス、ですね。その工房で色をつけています。色ガラスの工房にもそれぞれの技術があって、色の入れ方も、企業秘密だったりするんです。私たちも教えてもらえないんですよ。


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護:そうなんですか!

 

千:そうなんです!こちらが気に入ったものを使ったり、職人さんと話し合って新しいものを開発したりします。

 

護:へぇ−。今11月ですけど、最近結婚式シーズンですよね。引き出物のために購入しに来るお客さんも多いと思うのですが、デザインとかも相談できると聞きましたが

 

千:そうですね、お日にちがある方は無い方はちょっと難しいです。(笑)

でもご相談には応じます。私どもがサンプルで持っているものもございますし、どうしてもお二人のお好きなものがあるということでしたら、応じたいと思います。世界に一個しかないものにしたいですものね。

 

護:デザインに注文が来るときって、どんなふうに来るんですか?

 

千:見ていただくと、線が直線と曲線の組み合わせで出来ているんですね。ダイアモンド性のグラインダーという回転している機械を使って、線で削ってくので、お客様によって曲線が多いものが良い、とか、お花が入っているものが良い、とか、直線的なシャープなものがいいなど、イメージをいただいておつくりしたりもします。


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護:すごい、希望通りの物が出来るんですね。

 

千:サンプルは無料でおつくりしています。職人の勉強にもなりますし、いらないといわれたことも無いので、(笑)そこは自信を持っております。

 

護:切子と言っても、いろいろなものがあると思うのですが、目利きの方法はあるんですか?国産品が良いとか、輸入品はこれが良いとか

 

千:本物とは何かということですよね。

まず、手触りなんです。なめらかさですね。日本の工芸品は手に持って使うものが多いので、まず手の感触が良いもの、というのが大切です。持ったときにごつごつ感があったり、痛いものは同じ力でカットしていたらそういうことは無いんですね。なので、まず持っていただいて触れないでくださいって書いてあるものもありますが。(笑)触れないと分からないですよね。

あと色は、薬品を使っているものは、先ほどもお話しましたが、色がだいぶ褪せちゃって薄くなっているんですね。本来はしっかりした色なので、なんとなくこれは褪せているように見える、ということは、薬品を使っているということです。

 

護:じゃぁ、これどうなんだろう?ってものがあって、もし触れられたら、自分で触って色を見ると。

 

千:そうですね。あとカットのエッジがしっかりしているか、というのも結構ポイントです。触ったときにちょっと丸みが帯びていると、薬品を使っていますね。やっぱり手触りが一番わかりやすいですね。

 

護:そうなんですね。

ステキなものなので、大切な人に送りたいっていう方も多いと思います。

もし自分が好きな人や、だんなさんに送るとしたら、どういうものが良いんでしょうね?


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千:そうですね。お酒が好きな方なら、ワイングラスやぐい呑みとかいったものがあるんですけど….後はその方がお好きなお色とか。みなさん結構悩まれますね。色がいっぱいありますしね。お母さんに上げるのはすぐ決まるけど、お父さんにはすっごく悩んだり。(笑)

男性だと、瑠璃色って言う濃い青のものが一番選ばれますし、女性だと葡萄色、紫色のやわらかい色が人気ですね。

 

護:これだけステキなものがいっぱい並んでいたら、一時間でも二時間でもずっといてしまいますよね。

 

千:大体皆さん一時間はいらっしゃいますね。ネットで見て、もう丸してあるのに実物見たらどうしよう、って。迷うみたいですね。

 

護:私ちょっと気になっているんですが、あのワイングラス


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千:あの青いものですね。あの模様は、弊社のオリジナルの「米つなぎ」というで、お米が繋がっているのをイメージしています。一粒ずつカットして一粒ずつ磨いています。あの技術はまだうちの社長しか出来ないんです。世界で一人のみです。二年前の洞爺湖サミットのときには贈呈品にもなりまして、出席した各国の首相にも送られた品なんです。

 

護:すごいんですねー!

もしあれが欲しいとなったら、ネットではもちろん買えないですよね??

 

千:もちろん買えますよ。(笑)

でも、是非実物を見ていただきたいですね。お値段も結構しますし

 

護:あれは本当にすごいですね。見たら買いたくなっちゃう。


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千:やはり見た事の無いデザインということで、以前アメリカの建築雑誌にも取材されて掲載されたこともありました。編集長さんがすごく気に入って下さって。展示会で出すとみなさん、これはどうやって作るんですか?見た事ないデザインですねーって言っていただきます。

 

護:海外の人で、日本の工芸品とか興味がすごくある方いますよね。

もちろん日本人もですけど。

本当に、独特の柄ですよね。

 

千:究極のシンプルな柄に挑戦するということで作ったんですね。シンプルな柄ほどアラが見えやすいので、より高度な技術が必要になってくるんですね。跡継ぎも練習しているんですが、まだまだ社長のようには出来ないんです。

 

護:ははぁ〜

 


明日につづく!

 

製作過程について聞いてみました!

 

護:江戸切子の製作過程を是非、教えて下さい!

 

千:ぱっと見るとただ青いですが、実は白いガラスが下にあって、青いガラスを上に被せてあるんです。二層になっています。グラインダーという回転している機械に当てて、削ります。すると青いガラスが削り取られてしたの白いガラスが見えます。それが模様になります。


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護:ほほー。

 

千:カットですが、デザインの下書きというのは一切しません。方眼紙みたいに線を立てとか横に入れて、あとは職人さんの直線や曲線を入れていきます。グラインダーは太いもの、細いものがありますので、模様によって変えて使います。

 

護:はい。


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千:カットしたてのガラス面は曇っているので、磨きます。すると透明に名って、光りが出ます。そちらは企業秘密なので詳しくは説明できないんですけれども、細かいカットも一つずつ磨くことによって、きれいな透明になります。それで完成です。

 

護:一つの完成品が出来るまでにどのくらいかかるんですか?

 

千:よく聞かれる質問なんですけど、物にもよるんですね。

大体定番のぐい呑みで一時間に五個とかは出来ますね。

 

護:ええ!

 

千:実はカットの速さというのも、技術の一つなんですね。

ゆっくり丁寧にやったら誰でも出来るけれども、早くてきれいに仕上げるというのが職人だっていう考えでやっているので、時間計りながらやったりします。うちだけだと思いますけど。

 

護:そうですかー。

お弟子さんって今何人くらいいるんですか?

 

千:はい、今七人いますが、二十代と三十代だけなんですね。

 

護:おお!若いんですね!


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千:社長は六十代なんですけれど、それ以外がみんな若いので、大学生みたいに見えます。

お客様も、お年寄りの方が細々と頑固な感じでやっているイメージを持ってる方がいらっしゃるんですが、みんな元気にやっていますね。若いので、感性が現代的なのでいろいろなデザインが出来るし、チャレンジも出来るのかな?と思います。

 

護:女性と男性だったらどっちの方が多いですか?

 

千:男性の方が多いですが、女性も二人います。女の子の方がてきぱきと、元気にやっていますよ。笑

 

護:では、工房を見せていただいてよいでしょうか?

 

千:はい!もちろんです。

 


 

工房へ移動...!

 

制作を担当されている、熊倉隆行さんにお話を伺いました。


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護:ショールーム見てきました!いろんな種類がありますね!ステキでした。

 

熊倉隆行さん(以下・隆):ありがとうございます。ここでは、他の江戸切子とは違う独自のデザインと、色も全十三色ありますので、そのバリエーションを使って、多彩な商品作りをしています。

 

護:ちょうど目の前でカッティングが行われておりますがカットで大変なところってどういうところですか?


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隆:一番大変なのは生みの苦しみで、最初のデザインを作るときと、同じデザインの物をたくさん作ることもあるので、同じ状態で物を作れるかというところですね。

やり直しがきかないので、ちょっとでもライン取りと言って、カットのコースを取り違えたり、引っ掛けてしまったら、商品にはならないので、泣く泣く処分します。

 

護:処分ですか!はぁー。

二十代三十代の見習いの方が多いとお聞きしました。

 

隆:大体伝統工芸のイメージっていうのは、お年寄りがひっそりやっているって感じだと思うんですが(笑)、社長が次の人材育成と後継者を、ということで、どんどん若い人を採用してやっています。


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護:普段からずっと工房にこもっているんですか?

 

隆:通常の仕事が終わってから練習に残ったりして、結構遅くまで作業することはあります。昼は作業で、夜は新しいデザインの時間にしたり、苦手分野の練習したりしますね。

 

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護:陶芸とかはおじさんが甚平を着て、みたいな勝手なイメージしてました。

 

隆:結構みんな、ラフなスタイルです。

 

護:Tシャツですね。

デザインのインスピレーションはどこから受けるんですか?

 

隆:そうですね、結構些細なものからも頭に残っているイメージを形にしていく、というのはみんなやっていますね。


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護:絵を描いてデザインとかはしないんですか?

 

隆:大まかな設計図みたいなものは描きますが、手が慣れてくればそれが無くても出来るように練習しています。

 

護:おおー、すごい。

体験レッスンとかってないんですか?

 

隆:来年の1月から職人が直接指導する体験教室を準備しております。

初心者でもぐい呑み一個出来るようになります。日本酒の蔵元さんとイベントやって、作ったぐい呑みで飲むみたいな、複合的に楽しめるイベントを目指して企画中です。


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護:素人がうまく出来るコツなんてあるんでしょうか??無いですかね

 

隆:怖がらないでやることです!ガラスって、割れてしまいそう、とか、力加減が難しいんですが、結構思いっきりのよさでやった方が、きれいに上がります。

 

護:へぇー!

実は私、今年二十歳になったんですけど、お酒が大好きなので…myグラス欲しいです

是非私もその一月からの体験教室チャレンジしてみたいです!よろしくお願い致します!

 

隆:こちらこそ、よろしくお願い致します!


 

と、いうことで、江戸切子のいろいろを知ることが出来ました。

今度華硝さんの一日体験教室に行くお約束をしたので、またそのレポートは追ってここでご紹介してゆきたいと思います!


ではここから....

サービスショット!(笑)


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江戸切子の店「華硝」さんの店舗情報や、

もっと作品が見たい方はこちらをチェック。

http://www.edokiriko.co.jp/

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